プロジェクトX

2015

メディプランは2015年にケア・キューブ豊中（現在のソレイユとよなか）を開設。以降も常に新施設オープンを視野に、チャンスを窺いながら⻁視眈々と情報収集を行っていた。しかし、なかなか条件やタイミングが合わず⽉⽇が経過。挑戦し続けた８年間、この期間が“すべてを一線につなげる必然の時”を引き寄せる。

2023

2023年5⽉、⼤阪市生野区に⽼⼈ホームを建てる計画があり、運営事業者を探しているという情報をキャッチ。⼤阪市内の物件が出てくることは珍しく、メディプランにとっては⼤阪市内に進出する絶好のチャンス。しかし、⼟地建物オーナーから⼟地建物を借りて運営するスタイルのため、⼤規模施設であることはあらかじめ決まっており、⼤阪市内だけあって家賃も他社では手が出せない程の高額。

既存施設と同じやり方では面白くない。勝算は⾃ら⽣み出すもの。その考えを基にまずは徹底してマーケティング調査を行い、近隣施設のサービスや価格帯を細かく分析。その結果、価格を⾼めに設定する⽅が⼊居者を集められるという結論に。実は生野区は低価格帯の介護施設が多いエリア。生野区内における介護施設の既定路線にとらわれず、⾼価格帯の施設がないからこそ⾼品質なサービスへの需要があると確信し、⾼級路線での挑戦を決意。

2024

⾼価格で勝負するからには、提供するサービスもそれに⾒合った⾼品質なものでなければならない。そのため、まずは看護・介護ケアの充実に重きを置き、ナーシング・ライフプライム（※）をサービスの軸とする24時間看護師常駐での施設運営を決定。多彩なアクティビティやアメニティサービスの提供、⾷事にもこだわり、サービスの枠組みを作り上げた。
※ナーシング・ライフプライムとは、メディプランの造語で、ケアプラン・介護・看護・リハビリ・薬局からなる高品質な5つのサービスの事で、介護と医療の連携を強化し入居者様がすこやかな毎日を過ごせるサービスのことをいいます。

ハード⾯においても⾼品質を追求し、機械浴をはじめとする最新設備の導⼊を決定。さらに各フロアを世界各国のインテリアで彩り、旅⾏気分が味わえる空間に。居室のデザイン・設備にもこだわり、全居室に⾒守り⽀援システム（眠りCONNECT）を完備し、上層階（6・7F）は通常フロアよりもさらに⾼級なハイグレードフロアとする⽅針を決定。

過去最⼤規模の施設だけあって、募集する⼊居者数も既存施設とは⽐較にならないレベル。そのため、広告戦略も検討に検討を重ね、今までにないプロモーションを展開することに。まずは生野区での知名度を⾼めるため、⼤阪市⽴生野図書館と大阪市立生野屋内プールのネーミングライツを獲得。（ケア・キューブ生野ライブラリー、メディプランプール生野）大型駅広告・ビジョン広告など、過去最⼤の予算を投下して⼤々的にプロモーションを展開。

2025

2024年10⽉より、⼊居者募集を開始。施設がまだ完成していない状態で⼊居者を集めるためVR施設案内を導⼊し、開設1年以内の満床を⽬標に開設準備と並⾏して募集活動を開始。さらにCMも投下して認知拡大を図る。

OPEN

2025年3⽉、ついに「ケア・キューブいくの」がオープン。
⼤阪市生野区で最⼤規模を誇る、ハイクラスな介護付有料⽼⼈ホームが新たに誕⽣した。
これからどんな出会いが待っているのか。どれほどの価値をお届けできるのか。
「安心」の先へ。「快適」の向こうへ。